十字路交差点手前、左折待機車両と接触
本件交通事故の態様は普段公道を運転しているとよく見かけるシチュエーションでの交通事故です。
いつもなら当たるはずないのに、普段なら何でもないことなのに・・・交通事故とはそういう何でもない普段の行動の中に潜んでいますので注意が必要です。
交通事故状況・概要
- 事故現場は十字路交差点の手前。
- 契約者は片側2車線の第2レーンを直進していた際に、前方左方で左折待機中の相手車両に接触。
- 相手車両右後部と契約者左側面が接触したというもの。
- 契約者は右折待機中の車両を回避しようとした際に左へハンドルを切りすぎて、左方の左折待機相手車両に接触した様子。
- 双方当事者にケガ人なし。
- 契約者の車幅間隔の認識相違とハンドル操作ミスが主原因。
- 右折待機車両への損害はなし。
- 契約者は車両保険なし
- 相手車両はリヤバンパー右側と右テールレンズ、右クォータパネルに損傷あり。
事故発生から事故報告までの経緯
- 契約者は事故発生直後、その場で停車。
- 相手にケガ人がいるかを確認、警察に連絡する旨許諾を得た後に交差点を越えて路肩に停車し警察と保険会社に連絡した。
- 相手も同じように自身の契約任意自動車保険会社に事故報告を行った。
双方損害状況
- 契約車両である平成17年式パサートワゴンの左フロントドアから左リヤドアにかけて擦過傷と押込み損傷を確認。
- 相手車両平成18年式タントのリヤバンパー右側と右テールレンズに損傷を確認。
双方の主張・思惑
双方当事者の事故状況は一致しており、特段の争点や食い違うところもなかった。
契約者の主張・思惑
- 契約者は自身のハンドル操作ミスを認めている。
- 自身の車両も損傷があるので任意自動車保険の車両保険と対物賠償保険を使用する予定の様子。
相手の主張・思惑
- 横断歩行者がいたため左折待機をしていただけなので契約者からは全面賠償してほしい。
- 右テールレンズが割れており法的に自力走行不可なのでいつもの整備工場までレッカー搬送してほしい。
任意自動車保険会社の対応
左折待機で停車していた相手に契約者が一方的に接触している交通事故であり、契約者自身もハンドル操作ミスが原因の交通事故として認識しているため契約者100%相手0%にて解決方針
損害算定後の損害金額
契約車両は任意自動車保険会社の提携工場にて修理となる。
相手車両は相手が懇意にしている整備工場にレッカー搬送となった。
契約者損害金額
契約者が契約していた車両保険は車対車限定A、免責0万円(車対車免責0万円)レンタカー特約付帯なしの内容であった。
- 修理費用…232,000円(税込)
- 搬送費用…0円(自走可能)
- 契約者損害金額232,000円
従って任意自動車保険会社は契約者の車両保険で232,000円を車両保険金として修理工場へ直接支払うこととなる。
相手損害金額
相手車両の修理は相手がいつも懇意にしている整備工場に相手が修理を委託した。
リヤバンパーと右テールレンズは共に新品部品へ取替となった。
- 修理費用…92,300円(税込)
- 搬送費用…12,960円(税込)
- レンタカー費用…43,200円(4,320円×10日)
- 相手損害金合計148,460円
従って任意自動車保険会社は契約者の代わりに対物賠償保険にて対物賠償保険金148,460円を関係各社へ支払い解決となる。
本件交通事故でお勧めできる保険種目
本件交通事故はケガ人もなく、特段争点もなく、円満に早期解決ができました。
契約者が事故現場で誠意をもって相手に対応を行い、それに対し相手も被害者感情を著しく抱くことなく円満解決を目指しきちんと対応したからに他なりません。
加害者である契約者が接触後に停車することなくその場から立ち去って行ってたら?
加害者がもし任意自動車保険に未加入だったら?
リスクに対する備えが保険ですから、考えられるリスクを考慮したうえでお勧めできる任意自動車保険の保険種目を記載しましたので参考にしてください。
加害者になってしまっても頼りになる保険種目
レンタカー特約
修理中の代替車両が必要な立場で、何らかの理由があって提携工場で修理をしない場合はレンタカー特約を付帯しているほうが安心
被害者になった際に心強い保険種目
車両保険
加害者である契約者が事故現場で停車することなく立ち去ってしまった場合に、自身の車両保険を使用することで直ちに自身の車両を修理することが可能。
弁護士費用特約
加害者である契約者が事故現場で停車することなく立ち去ってしまい、自身の契約に車両保険の付帯がない場合、もしくは車両保険を使用したくない場合に法的な相談や加害者に対し法的な請求が可能。
また、加害者である契約者が何らかの理由で賠償してくれない状況になった際に積極的に加害者へ請求することが可能。
レンタカー特約
加害者である契約者が任意自動車保険に未加入、もしくは任意自動車保険を使用しない場合に、修理中の代替車両に関する費用を賄う事が可能。
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