一括見積もりで自動車保険を効率的に安くする方法

普段何気なく使用している車ですが、今まで何らかトラブルに遭った経験はありますか。

交通事故を含め、車を所有する上で何がしかのトラブルはつきものです。

• 交通事故（単独事故、車両相互事故、人身事故等）
• 故障（バッテリー上がり、ガス欠、パンク、オーバーヒート等）
• 盗難（車両全部盗難、車両一部盗難等）
• いたずら（10円傷、落書き、汚損、破損）
• 天災（水没、転覆等）

車を所有する上でのトラブルはこの5つに分けることができます。

これらいずれかのトラブルに見舞われた場合、あなたならどうしますか。

全てあなた自身で対処することができるでしょうか。

任意自動車保険では、契約内容に応じてあなたの代わりにこの5つに何らか対応することが可能です。

一概に交通事故といってもその種類は様々です。
下記の通りに分類分けしました。

単独事故

交通事故の過失や責任が全てその当事者1人にあって、交通事故の相手がいない、当事者に賠償責任がどこにも発生しない交通事故です。

任意自動車保険の車両保険が契約によっては適応されますが、任意自動車保険の対物賠償保険を適応する必要のない交通事故です。

単独事故には下記のような状況があります。

• 転倒（自動二輪車、原付バイクの場合）
• 路外逸脱（道路から崖に転落、川に転落等）

共同事故（対相手がいる交通事故）

単独事故とは違い、当事者に損害賠償責任が交通事故の相手に生じる交通事故で、任意自動車保険の対物賠償保険と、必要に応じて対人賠償保険が適応になり、その対応の必要がある交通事故です。

共同事故の場合、交通事故の態様によって双方当事者の過失や責任割合が変動します。

共同事故の相手方の例としては下記の通りとなります。

• 歩行者（幼児〜未成年、成人、高齢者）
• 自転車や車いす等の軽車両（幼児〜未成年、成人、高齢者）
• 原付バイクや自動二輪車（未成年、成人、高齢者）
• 四輪自動車（未成年、成人、高齢者）
• 電車（路面電車、JR、私鉄）
• 家屋や建物、道路公共物（民家、家屋、マンション、ビル、店舗、信号機、道路標識）

また、交通安全運転センターから発行される交通事故の態様については下記のように分けられ、記載されます。

• 正面衝突
• 側面衝突
• 出会頭衝突
• 接触
• 追突
• その他

またその被害状況も多岐にわたります。

• 極低速度で触れ合って少し触れ合った跡が残ってしまったような軽微な損害の交通事故
• 見た目の損傷が軽度に見える交通事故
• 双方四輪車が著しく大破する交通事故
• 相手方歩行者が亡くなってしまうような痛ましい交通事故
• 建物家屋が半壊するような交通事故

これら交通事故に対し民法第709条において任意自動車保険の契約者に損害賠償義務が生じた場合、任意自動車保険はその契約内容に基づき、契約者の代わりに交通事故の相手方へ損害賠償を行います。
　

民法第709条：
故意又は過失によって他人の権利又は法律上保護される利益を侵害した者は、これによって生じた損害を賠償する責任を負う。

では愛車が故障した場合はどうでしょうか。

任意自動車保険はどのような効力を発揮するのでしょうか。

故障による損害は、任自動車保険のどの種目も適応・対応することはできません。

しかし、ロードサービスによる搬送や応急処置を対応してもらうことが可能です。

ロードサービスによるサービスを受けたとしても保険金の支払いを受けるわけではないので任意自動車保険の等級や翌年の保険料に影響はありません。