コスパ抜群!契約必須の使える特約
最後に契約必須の弁護士費用特約と、対物超過修理費用特約の2つご紹介致します。
自動車社会の現代、いろいろな方が自動車を運転されています。
任意自動車保険に加入していない方もたくさんおられ、そういう方は賠償する資力も持ち合わせていません。
他にも当て逃げの常習犯や、運転モラルが著しく欠如した方もたくさんおられます。
警察は民事不介入なので、犯人探しまではしてくれますがそれ以上のことは何もしてくれません。
任意自動車保険会社は弁護士ではないのですから、あなたに成り代わり相手方へ賠償請求をすることが法的にできません。
しかし、あなたがそういった方に賠償を求めていくのはおそらく不可能です。
そういった状況の中で効力を発揮するのが弁護士費用特約です。
あなたがあなたの代わりに弁護士に賠償請求を依頼すると、一般的に着手金だけで5万円〜となり、交渉だけで話がつかず提訴することになれば訴訟着手金10万円〜かかり、訴訟し解決すれば、報酬金10万円〜といった具合にお金がかかります。
また交通事故の判決の場合、弁護士にかかる費用や訴訟費用は双方が負担するという判決が一般的で、相手方へそれを含む提訴をしても棄却されるケースが非常に多いのです。
これら一切の費用を賄う事が出来るのが弁護士費用特約です。
また、任意自動車保険同士で和解に向けた交渉をしている際に、あなたの思い通りに交渉が進まず、解決まで難航する場合には切り札として使うこともできます。
(※契約の任意保険会社に補償条件は確認してください。)
実際の交通事故で双方が任意自動車保険を窓口にしているが、交渉が難航し、解決がうまくいかない場合の大半は金銭面の問題ではありません。
むしろどちらかというと、お互いが勢いよく衝突して自動車がグッシャリ潰れてしまっている交通事故の方が早期解決するケースが多いのです。
逆に駐車場内でのコツンと接触し合っている交通事故の方がもめて長引きます。
もめて長引く一番の原因は金銭面ではなく、双方もしくはどちらか一方の固執した主張や考えや単なる意地の張り合いが一番の原因なのです。
もめて長引いた場合に威力を発揮するのも、この弁護士費用特約です。
あなたの主張をもとに、訴訟を起こすことができます。
弁護士に委任してから訴訟までは3カ月ほどかかるのが一般的です。
訴訟をしてあなたの交通事故が何らか解決した場合は、例え訴訟であなたの主張が裁判所にすべて認められなくても、訴訟までしたのだから仕方ないと腑に落ちることでしょう。
交通事故の解決をするということは、お互いの妥協点を見出す作業であり、言い方を代えれば、お互いがどこで腑に落ちるのか、を探る作業であり、単にお金のやり取りだけで済む問題ではないのです。
弁護士費用特約は一般的には1回の交通事故につき300万円まで補償が受けることができますが、保険料はとても安価で費用対効果が非常に高い特約です。
頑固なあなたは必ず弁護士費用特約を付けておきましょう。
もめなくて安心!わずかな掛け金のお得な特約
もう一つは対物超過修理費用特約です。
任意自動車保険会社によって若干名称が異なりますが、内容はどこも大体同じです。
交通事故の相手方車両が全損になってしまった場合、修理することを前提とし、相手方車両の時価額に50万円まで上乗せして、相手方へ修理費用を賠償することができます。
あなたが追突してしまって、相手方の車両が古い自動車だった場合は全損の可能性がでてきます。
ちなみに全損とは、その車両の時価額と修理費用を天秤にかけ、修理費用が時価額を上回る場合(経済的全損)、もしくは物理的に修理が不可能な場合(物理的全損)を指します。
全損になった場合、法的に賠償責任があるのは時価額が限度となります。
例えば、あなたの追突した相手の車両が15年前の軽自動車で、修理費用が40万円だったとして、どうしても修理して乗り続けたい方だとします。
現在が2015年ですから2000年式の軽自動車になりますが、この程度の軽自動車であれば今も十分現役で走っていますね。
しかし、もう15年も前の軽自動車。
任意自動車保険会社が算定する時価額は新車本体価格の10%となります。
軽自動車の新車本体価格を仮に100万円としても、その10%が時価額なので、たった10万円。
つまり、相手方は100%の被害事故に遭い、修理をすると40万円もかかる損害を受けながら10万円だけしか受けとることができない、誰もが怒るような事態になってしまいます。
ここであなたに対物超過修理費用特約があれば相手方の望む40万円の修理をすることができ、円満に和解ができるのです。
逆に対物超過修理費用特約がなければ、足りない部分はあなたの自己負担になるかもしれません。
またあなたに一方的過失がない、例えば出会い頭の交通事故に遭ったとします。
対物超過修理費用特約と過失割合を引き合いに出し、交渉を有利に進めることができます。ひょっとすればあなたの思い通りに近い過失割合を勝ち取れるかれも知れません。
この対物超過修理費用特約は、インターネットによる任意自動車保険の加入の場合は、デフォルトになっている任意自動車保険会社もあるほど、メジャーな特約です。
実務で追突事故を担当する場合はこの、対物超過修理費用特約を付けているか、付けていないのかを真っ先に確認するくらい交通事故解決のポイントになる特約です。
この対物超過修理費用特約も、弁護士費用特約同様に保険料が安い割に費用対効果が見込める特約なので必ずつけてください。
あなたに対物超過修理費用特約がついていないのが原因で円満解決出来ないからと言って、任意自動車保険会社が情状酌量で不足分を何らか負担することは絶対にありません。
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