メガ損保系ダイレクト損保の対物超過修理費用特約の実態は?
それではメガ損保系任意自動車保険会社の対物超過修理費用特約はどういう付帯形態になっているのでしょうか。
メガ損保系ダイレクト任意自動車保険会社4社と、独立系ダイレクト任意自動車保険会社3社に分けて表にまとめました。
ポイントは対物賠償保険に自動付帯なのか、任意付帯なのか。
また、対物超過修理費用特約の加入率がどうなっているのか、これらに注目して検討してみてください。
まずはメガ損保系ダイレクト任意自動車保険会社のグループ会社4社をまとめました
イーデザイン損保 | セゾン損保 | そんぽ24 | 三井ダイレクト | |
系列 | 東京海上日動系列 | SOMPOホールディングス(損保ジャパン日本興亜)系列 | SOMPOホールディングス(損保ジャパン日本興亜)系列 | MS&AD系列 |
対物超過修理費用設定有無 | あり | あり | あり | あり |
商品名称 | 対物超過修理費用補償特約 | 対物全損時修理差額費用特約 | 対物超過修理費用補償特約 | 対物超過修理費用補償特約 |
付帯形態 | 任意付帯 | 任意付帯 | 任意付帯 | 任意付帯 |
使用条件 | 相手自動車を修理する場合のみ | 相手自動車を修理する場合のみ | 相手自動車を修理する場合のみ | 相手自動車を修理する場合のみ |
上乗せ限度額 | 時価額+50万円までの修理費用 | 時価額+50万円までの修理費用 | 時価額+50万円までの修理費用 | 時価額+50万円までの修理費用 |
修理期限等の条件 | 相手自動車に損害が生じた日の翌日から起算して6か月以内に、相手自動車を修理することによって生じた修理費に限り | 被害自動車に損害が生じた日の翌日から起算して1年以内にその損傷が修理された場合に限ります。 | 相手自動車に損害が生じた日の翌日から起算して6か月以内に、相手自動車の損傷が修理されたこと。 | 相手自動車に損害が生じた日の翌日から起算して6か月以内に相手自動車を修理することによって生じた修理費用に限る。 |
パンフレット・ホームページ等の関連特記事項 | 2016年度付帯率:付帯あり77%、付帯なし23%(公式HP) | 2018年3月末時点での加入率:付帯あり43.5%、付帯なし56.5% | 特記事項無 | 特記事項無 |
ダイレクト系の対物超過修理費用特約は基本的に任意付帯
メガ損保系ダイレクト任意自動車保険会社の対物超過修理費用特約は任意付帯でした。
やはり、保険料を安くすることが大前提のダイレクト任意自動車保険会社だけあって、対物超過修理費用特約は任意付帯が基本形態でした。
イーデザイン損保の本家である東京海上日動の対物超過修理費用特約は対物賠償保険に自動付帯ですが、イーデザイン損保の対物超過修理費用特約は任意付帯です。
また、SOMPOホールディングスの傘下の一つである損保ジャパン日本興亜の対物超過修理費用特約は任意付帯であり、そのSOMPOホールディングスのダイレクトブランドであるセゾン損保とそんぽ24も同様に任意付帯で、グループ間で統一されていました。
しかし、次のページでまとめた独立系ダイレクト任意自動車保険会社の中には、対物超過修理費用特約を対物賠償保険に自動付帯されている任意自動車保険会社もありました。
自動付帯している独立系ダイレクト任意自動車保険会社はこちら!
公表されている対物超過修理費用特約の加入率に注目
イーデザイン損保とセゾン損保の2社の公式ホームページでで対物超過修理費用特約の加入率についての記載がありました。
(※参考:イーデザイン損保公式サイト参考元 セゾン損保公式サイト参考元)
なお、セゾン損保の対物超過修理費用特約の加入率は、2017年3月末時点の集計では付帯あり37.1%、付帯なし62.9%と対物超過修理費用特約付帯なしの加入率の方が割合が低い結果でしたが、2018年3月末の結果では逆転し、対物超過修理費用特約加入者の方が割合が多くなっています。
同系列でも内容が異なるダイレクト系の対物超過修理費用特約
SOMPOホールディングス傘下である、セゾン損保とそんぽ24の対物超過修理費用特約の修理期限等の条件内容に違いがみられます。
セゾン損保は1年以内の修理期限を設けているのに対し、そんぽ24では6か月以内になっていて付帯する際には注意が必要です。
なお、損保ジャパン日本興亜の対物超過修理費用特約の修理期限は1年以内と、セゾン損保と同じ期限となっています。
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